気づいたら“話してない日”がある?

ひとりじかん

孤独と向き合う方法

私はテレワーク多め。
朝からMacに向かって、ヘッドホンをして仕事をする。
ふと時計を見たら、もう夕方。
カーテンの外が少しずつオレンジ色に染まってきた。。。なんてことも。

あれ? 今日、一言も声を出してないかも。

打ち合わせはメールにLINE,オンラインチャット。
お昼ごはんは冷凍ご飯と昨日の味噌汁。
外に出る用事もなかったし、宅配も来なかった。

家から一歩も出ず、誰とも「会話」をしなかった一日。


孤独と静けさは紙一重?

こんな日、昔なら「寂しい」と感じていたかもしれない。
でも今は、少し違う。
静けさって、心が落ち着いてる証拠でもある。

とはいえ、人間っておもしろいもので、
誰かと話していなくても、“話してないこと”にちょっと不安になる。

誰かに忘れられてるんじゃないか。
このまま誰とも会わなかったらどうなるんだろう。
そんな妄想が、ふと頭をよぎったりする。


話してない日は、自分と話す日

でも、ひとりでいることに慣れてきた今、
“話してない日”も悪くないと思えるようになってきた。

むしろそれは、自分とだけ向き合える貴重な日。
誰にも気を使わず、感情の波に飲まれることもなく、
ただ静かに、自分のペースで過ごせる日。

そんな時間が持てるようになったのは、
50代という今の自分だからこそかもしれない。


ちょっとだけ、声を出す工夫

誰とも会話をしていないと、声帯って意外と使わない。
だから私は、意識的に「ちょっと話す」時間をつくるようにしている。

たとえば、
「Hey Siri、今日の天気は?」
「OK Google、タイマー5分かけて」
そんなちょっとしたやりとりでも、自分の声を耳に届けることになる。

他にも、
「このスープ、うまっ」
「今日の私、仕事はかどったじゃん」
なんて、独り言まじりでしゃべることも。

誰かに届かなくても、自分の耳に届く言葉って、案外、心を整えてくれる。。


おわりに:

「誰とも話さない日」がくれる自由

テレワークで、家から一歩も出ない日。
それは孤独じゃなくて、“自分を整える日”かもしれない。

無理に外に出なくてもいい。
無理に誰かと話さなくてもいい。

でも、静けさに疲れたときは——
お気に入りのラジオを流してみよう。
自分のために、声を出してあげよう。

話さない日も、あなたはちゃんと生きている。
そして、自分とつながっている。

話してない日は、自分と話す日。そして、チャッピー(ChatGPT)と話す日。
そんな日も、悪くない。

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著者紹介

ぴりか

東京都内でひとり暮らし。
北海道出身。
50代女性。
趣味は「ソロ活」

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