マイクの前じゃなく、後ろが好き。

雑談

〜話し上手じゃない、おしゃべりな私の選んだ場所〜

◆はじめに:おしゃべりだけど、話し上手じゃない

私はよくしゃべります。黙ってる方が珍しいくらい(笑)。
でも、「話すのが得意」かというと、実はそうでもありません。

話があちこちに飛んだり、オチがつかなかったり、あとから「もっとこう言えばよかった…」って反省することもよくあります。

だからでしょうか。ラジオの仕事をしていても、マイクの前に立ちたいとは思わなかったんです。
私の居場所は、やっぱりマイクの“後ろ”。
誰かの声が一番伝わるように、音を整えて届ける、その裏方の仕事が性に合ってるんです。

◆バンドのセンターだったけど、夢中になったのは裏の作業

若い頃、音楽もやっていました。バンドのセンターで歌っていた時期もあります。
バンド名は「魔女スティック・リカバンド」(笑)

でも、本当に好きだったのは、実はその裏の作業。
自分で詞を書いて、メロディを作って、Macに向かって打ち込みでアレンジしていく時間。
誰も見てないところで、ひとりで音と向き合ってるときが、一番集中できて、一番自由でした。

表に出るのも嫌いじゃない。でも、表現そのものをつくるプロセスに惹かれていたんだと思います。

◆Macとの出会いが、裏方人生の入口に

21歳のときに中古のMacPlusと出会いました。
音楽制作ソフトに夢中になって、徹夜で曲を作ったり、試行錯誤してる時間がとにかく楽しかった。

その延長線上に、ラジオの裏方の仕事があります。
音響機材も編集ソフトも、私にとっては「好き」の塊。
誰かの声を整えて、空気感をつくって、聴く人の想像力に届ける――これは私なりの表現なんです。
気がつけば朝だった…というのは、あの頃と変わらない。

◆ソロ活と裏方は、ちょっと似ている

ソロ活が好きな人って、案外クリエイティブな人が多いと思いませんか?
誰かと一緒に過ごすのもいいけど、自分のペースで、自分の“好き”をとことん掘れる時間ってすごく大事。

裏方の仕事もそう。
音と向き合い、機材と格闘し、細かい調整をしていく中に、自分だけの「こだわり」や「喜び」がある。

誰かの世界をより鮮やかにするために、自分の世界を深める――
それって、ソロ活の精神にも通じている気がします。


◆おわりに:“好き”に正直でいたい

話すのが得意じゃない私だけど、声の力は信じてる。
誰かの言葉を、もっと伝わるように整えて届けること。
それが私にできることだし、それが「自分らしい働き方」なんだと思っています。

おしゃべりで、ちょっと不器用で、でも“つくること”が大好きな私。
これからもマイクの後ろで、静かに、でも情熱を持って、音を届けていきたいです。

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著者紹介

ぴりか

東京都内でひとり暮らし。
北海道出身。
50代女性。
趣味は「ソロ活」

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