10年以上続けているけれど
10年以上、細く長く、二胡を習っています。
だけど、正直なところ、ちっとも上手くなりません。
なぜって、あまり練習していないのですから、上手くなるわけがありませんね。
個人レッスンとアンサンブルの楽しみ
それでも、月に2度の個人レッスンと、月に1度のアンサンブルレッスンは続けています。
アンサンブルは、二胡だけでなく、中国古箏(こそう)や笛子(てきし)とのグループ。
異なる楽器が重なり合って生まれる音の景色は、独奏では味わえない楽しさがあります。
コロナ以降は、演奏のカタチも変わって
コロナ以降、公の場で演奏する機会はほとんどなくなりましたが、
YouTubeに演奏動画をアップするなど、それなりに“音楽する日々”を楽しんでいます。

「簡譜」との出会いが新鮮だった
子どもの頃からエレクトーンやギターなど、さまざまな楽器に親しんできた私ですが、
二胡との出会いは、ある意味「衝撃」でした。
なぜなら、それは私にとって初めての「五線譜ではない楽器」だったからです。
数字で書かれた「簡譜」という楽譜。最初は戸惑いましたが、
音の高さと指の動きが直感的に結びついているようにも思え、
慣れてくるとその独特のスタイルが、二胡の世界観と不思議に合っているように感じます。

「大人の趣味」としての二胡
何か新しいことを始めたいと思っていた時期に出会ったのが二胡でした。
「大人の趣味」としては、これ以上ないほど奥が深く、そして魅力的な楽器です。
ひとりで黙々と練習するソロ活にもぴったり。
誰かと音を合わせるアンサンブルの楽しさも味わえる。
そんな器の広さが、長く続けられている理由かもしれません。
◆ 二胡のある暮らしを、これからも
きっとこれからも、上手くなることを焦らずに、
音を奏でる喜びとともに、二胡のある暮らしを続けていくのだと思います。



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